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“リアル”スラムドッグ$ミリオネア

イギリスのクイズ番組『Who Wants to Be a Millionaire?』はご存知だろうか。日本では『クイズ$ミリオネア』として知られている番組のオリジナルだ。そのインド版である『Kaun Banega Crorepati?』で先月、放送以来初の全問正解者が現れた。この番組を基に作られた2008年の映画『スラムドッグ$ミリオネア』にかけて、彼は「本物のスラムドッグ・ミリオネアだ!」と話題になっているようだ。全問正解者のスシール・クマールさん(写真中央)はビハール州在住のコンピューターオペレーター。スラム在住でもなければ浮浪者でもない。とはいえ彼の月給は6,000ルピーとごく庶民的な給料額。彼は今回、5クロール(1000万)インドルピー、日本円で約1600万円を獲得した。ただし、そこは大人の事情。税金が差し引かれて、実際に手にしたのは3.5クロールルピーなんだとか。それでもインドはコカ・コーラ600mlが25ルピーの世界であるから、インドの物価からしたらとんでもない額だということが分かる。

 一夜にして大金を掴んだ“幸運なる”クマールさんにあやかりたいと、シャンプーやチョコレートのメーカーが彼を広告塔にすべく交渉しているという。それだけではなく、地元の発展省までもがメイン事業のポスターに彼を起用するとも報道されている。
インタビューで彼は「大臣がメイン事業の宣伝のために、直々に私へ電話してきたよ。(中略)私を祝福するって名目で、映画製作会社までもが連絡をくれてね」と答えた。クマールさんへの出演依頼は、これからも増えていくようだ。

 ところでインド版『ミリオネア』の司会を務めるのは、インド映画界の大スターであるアミターブ・バッチャンだ。彼は番組内では詰襟のスーツ姿で、あたふたする回答者の話を「ほうほう、ジィジィ(うんうん)」「ほ~、アッチャ(なるほど)」と冷静に聞いている姿が印象的。とはいえ彼はウィットに富んだ人物であり、時々ジョークを交えて回答者をなだめながら観客の笑いを誘う。この番組は現在で第5シーズン目であり、第3シーズンではインドのSF映画として注目されている『RA.ONE』にも主演したシャールク・カーンが司会を務めていた。両者ともに国内外で多大な人気を誇りながらも、気取らない、飾らない陽気さを持っている。そこがスターたる秘訣なのかもしれない。


ちなみにアミターブの妻のジャヤーと息子アビシェークも有名俳優。アビシェークの妻は3歳年上の、これまたインドのトップ女優であるアイシュワリヤー・ラーイ。彼らは名実ともにインドを代表するセレブ一家である。


 

 

 

 

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