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2015年
■ 06/10: 【インドを知る】熱波の原因とインドの国土地形について。インド人の暑さ対策紹介



ナマステみなさま!
本日のデリーの最高気温は41度。
一時期日本で頻繁に報道されていた時よりも、少し下がりました。

今回は、前回とうってかわって、少し真面目なお話。

日本でもニュースになっていたインドの熱波の原因を、インドの国土地形・気象とともにご紹介します。
それに加えてインド人の暑さ対策も紹介します。日本もこれから暑くなりますので、是非参考にしてみて下さい。

インドの熱波による死者は、2330人にのぼるそうです。(6/2時点 CNN調べ)
熱波によって、雨季が例年よりも少し遅れるとのこと。
詳しくは以下の記事をご覧下さい。



さて、気象の話の前に、インドの国土地形について。

インドの陸地は、一辺が約2,000kmの2つの正三角形からなる菱形をしています。
北端から南端までの距離は3,214km、東端から西端までは2,993km。
(ちなみに日本の本州の長さは約1,500km。)



菱形の北の頂点は、パキスタンとの国境紛争の続く、ジャンムー・カシミール州の北にあたります。北緯は仙台や新潟、サンフランシスコと同じ38度。

南側の頂点の場所はタミルナードゥ州の南端コモリン岬で北緯8度。エチオピアやガーナと同じ緯度です。

インドと国境を接する国は、北西部でパキスタン・アフガニスタン、北部では中国・ブータン・ネパール、東部ではバングラデシュ・ミャンマーの7カ国。

上図の黒い線はヒマラヤ山脈。ヒマラヤとは、古代サンスクリット語で「雪の住居」という意味。
実はインドの陸地は年に5〜6cmの速さで北進を続けており、今後1000年の間に50m移動するだろうと考えられています。

ユーラシア大陸の下に少しずつ潜り込んでいるので、それにともないヒマラヤ山脈の高度は、なんと!少しずつ高くなっているんです。


さて、話が逸れましたが、今回の熱波の原因。

そもそも、インドを深刻な熱波が襲うという事態は、今回が初めてではありません。この熱波の根本的な原因は、やはり地球温暖化による異常気象だと言われています。

具体的には、インドの南西から吹き込んでくるはずの「南西モンスーン」が、何らかの影響で海上に留まってしまうことが、熱波の発生を促しているというのです。

モンスーンとは、日本語で言うと「季節風」のこと。インドの南西から6月頃に吹き始める季節風を「南西季節風(インドモンスーン)」と呼んでいます。

上図はモンスーンの到来時期を表しています。

(参考:インド政府気象庁HP http://www.imd.gov.in/main_new.htm)

湿度を含んだインドモンスーンがインドの陸地へ吹き込めば、雨雲が広がって日光を遮り、最終的には雨が降ることで、上昇していた気温が下がります。

図中赤の点線が従来の時期を表しており、6月1日にインド南端のケララ州、7月1日にデリーにモンスーンが吹き出します。

しかし、何らかの影響によってこのモンスーンがインドへ北上してこないことから、例年よりも雨が降らない日が続いているのが現状。

日中に温められた空気が、夜間に十分に冷やされないため、日に日に気温が上昇してしまう。

その結果、熱波が発生し、今回のような大きな被害をもたらすことになってしまうのです。つまり、雨を降らせるインドモンスーンが広がるまで、この異常な熱波は続く恐れが有ります。


では、そのような中で、インド人はどういった暑さ対策をしているのか。 実際にインド人にリサーチした内容をご覧下さい。


■水分補給

汗を沢山かき、水分やミネラルが失われて行くため
水分・糖分・塩分・電解質・ミネラルを様々な飲み物で補います。
下記のジュースは日本の経口補水液の様な役割を果たしています。

インド人の中には水を飲んで塩を舐める人もいます。

どのくらい水分をとるかは人にもよりますが、
日本人スタッフがインドの医師にかかったときは水を1日最低2リットルは飲めと言われました。

リキシャワーラー(リキシャの運転手)や一般の人の為に、たまに路上で無料の水やラッシーの配布があります。



・ラッシー
プレーンラッシー、スイートラッシー(砂糖入り)、ソルトラッシー(塩入り)、
バナナやパパイヤ、マンゴーなど様々なフルーツのラッシーがある。
屋台のラッシーは銀製の薄いコップに水・ヨーグルトの様なもの・氷を入れて混ぜたものです。
おいしいラッシー屋をその辺のインド人に聞いてみるといいかも!


​ ​

・レモンジュース、ミントライムジュース
屋台で頼むと水にレモンを絞って塩を入れたものをその場で作ってくれます。
味は、ちょっと塩っぽいかな?
ミントを山盛りにしているディスプレイがフレッシュで目にも愉しい。


・ベル パトラジュース
インドのフルーツのジュース。最近路上でよく見かけます。

・サトゥ
小麦と豆の様なもののペースト、水、塩、砂糖を混ぜたもの。



​ ・さとうきびジュース
手でさとうきびを絞ります。それに氷を浮かべて。
甘くて冷たくて、とってもおいしい!



・ルーザ
ハーブのシロップを水かミルクと混ぜたもの。
路上の無料配布のルーザをミルクを割ったものを先日飲みましたが、
人工的ないちごミルクみたいな味でした。




■衣服
汗を吸い取るため、コットンの服を着る人が多い。
洗濯が大変だけど、1枚10円くらいで洗濯・乾燥してくれる洗濯屋がいます。


■日差し対策

・サングラス
ティアドロップ型のサングラスをかけている人が圧倒的に多い。



・布で顔を覆う
この写真の女性は顔を出していますが、ストールをぐるぐる巻きにして目だけ出している人が多い。



​ ・日よけの傘
日本みたいな日傘を差している人を見たことがありません。雨用の折りたたみ傘を日傘として使っているのをよく見かけます。

・長袖・七分袖を着ている人が多い
湿度が日本よりも低いインドでは、
体に日陰を作ることのできる服の方が暑さを感じにくいのかもしれません。

■その他

・涼感パウダー
大人から子どもまで、背中や腕、胸元などにつけて涼しく感じるパウダーを使う人がいます。

参考映像:https://www.youtube.com/watch?v=3JW_LFlN3xs

     https://www.youtube.com/watch?v=4tz-OT0AFqs

・オニオンを食べる
体の中の熱が静まるのだそう。
カレーの付け合わせとして、食堂で生のオニオンがよく出てきます。


■【番外編】日本人視点で謎なこと
インド人は高温への耐性が強いのか、はたまた倹約家なのか、日本人がクーラーをつける気温でも滅多につけない気がします。

日本の会社で働いていた時に会議室のクーラーの温度をこっそり上げていた私(日本人スタッフ)でしたが、たまりかねてクーラーつけよう!と私が言うまで、インド人スタッフはファンのみでも皆平気な様です。

とはいえ寝台列車のエアコンつきの車両はがんがんに寒くて、長袖&靴下が必要です。
インドを旅する皆様は、暑いといっても羽織りもの必携ですのでご注意下さい!!


今回は以上です。

長めかつまとまりのない記事でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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