ディワリ最終日は兄妹のお祭り|Bhai Dooj
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった稲垣です!
長かったディワリ編もついに最終日です。
最終日は兄妹のお祭り、Bhai Dooj(バーイードゥージュ)です。
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Bhai Doojとは
Bhai Doojは、ヒンドゥー教のお祭りで、兄弟姉妹間の特別な絆を祝うものです。Bhai(バーイー)は兄弟を意味し、Dooj(ドゥージュ)は新月の2日目を意味します。この日、人々は兄弟姉妹と一緒にお祝いをします。このお祭りは、あらゆる邪悪な力から救い、繁栄と長寿を祝福するために行われます。この祭りはインドやネパール、バングラデシュ、そして一部のヒンドゥー教徒が住む地域で広く祝われています。
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起源
神話がもとになっているそうですが、有力な神話を二つご紹介します。
ヤマとヤムナーの物語:死神ヤマが妹ヤムナーのもとを訪れた際、ヤムナーは兄に対して非常に歓迎の意を示し、彼をもてなしました。その際、ヤムナーはヤマの額にティカ(色粉)を塗り、長寿と繁栄を祈りました。ヤマは妹の心温まるおもてなしに感激し、妹に「この日を記念して、毎年この日に兄弟を迎える儀式を行うことで、兄弟たちの命が長く、幸福であるように」と誓いました。
クリシュナとサブハドラの物語:この伝説によると、クリシュナ(神話の英雄)はナラカスラ(Narakasura)という悪魔を退治した後、妹サブハドラのもとを訪れました。サブハドラはクリシュナを心から歓迎し、甘いお菓子や花を贈り、クリシュナの額にティカを塗りながら、彼の長寿と成功を祈りました。
以上の二つがこのお祭りの主な由来だそうです。
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儀式
Bhai Doojの儀式は神話に基づいています。
この日は、姉妹が兄弟を家に招待し、特別な食事をふるまいます。姉妹は兄弟の額にティカ(色粉)を塗り、長寿と繁栄を祈ります。兄弟は姉妹に祝福を与え、プレゼントやお金を渡すことが一般的です。この儀式は、兄弟が姉妹を守る責任を果たし、姉妹が兄弟の幸福を祈るという意味を持っています。
兄弟姉妹間でこのように尊敬し、守りあう儀式があるなんて素敵ですよね。
まとめ
五日間に渡って祝われるディワリですが、最終日が兄妹のお祭りと言うところに家族を大切にするインドの文化を感じました。兄弟姉妹ってなかなか照れ臭くて思ったことを伝えられないと思いますが、みなさんもこの機会に兄弟姉妹に連絡してみてはいかがですか?
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今日のヒンディー語
『バーイー भाई (bhai)」』=兄弟
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