仏教徒の聖地|ビハール州
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
今日は昨日のブログで紹介した、チャット・プジャが盛大に祝われる、ビハール州についてお話ししたいと思います。
みなさんも一度は聞いたことのある、あの方が悟りを開いた場所なんです。
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ビハール州とは
まず、ビハール州の基本情報をおさらいします。
- 人口:約1億410万人(2021)
- 面積:94,164㎢
- 人口密度:約1,105人/㎢(単純計算してみました笑)
- 州都:パトナ(Patna)
- 用語:ヒンディー語
- 知事:ラジェンドラ・アルレカール(Rajendra Arlekar)
- 首相:ニティーシュ・クマール(Nitish Kumar)
人口密度が、すごいことになっています!2011年の調査では、ビハール州はインドで一番人口密度の高い州でした。ちなみに、ビハール州はインドで3番目に人口の多い州でした。
また、ビハール州の人口の約58%が25歳未満であり、これはインドで最も高い比率でした。少子高齢化の日本とは比べられないほどの若者がビハール州に住んでいることがわかります。これからのインドの発展が恐ろしい、、。
ビハール州の公用語はヒンディー語ですが、ビハール語(マガヒ語)、ボージプリー語、マイティリ語(マイトリ語)など、様々な言語や方言が話されています。特にマイティリ語は、ビハール州の東部で広く使われており、古代の文学や詩が数多く残っています。
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仏教とジャイナ教の聖地
ビハール州は、仏教とジャイナ教において、非常に重要な場所です。
仏教: ビハール州は仏教の創始者であるゴータマ・シッダールタが悟りを開いた場所としても知られています。仏教徒にとっては、ブッダが悟りを開いた場所である「ブッダガヤ」(Gaya)は非常に重要な場所です。また、「ラージギル」や「ナランドゥ」などの仏教遺跡もあります。
ジャイナ教: ビハール州は、ジャイナ教の創始者であるマハーヴィーラが生まれた場所でもあります。ジャイナ教徒にとって重要な場所として、「パトナ」のジャイナ寺院などがあります。
ゴーダマ・シッダールタもマハーヴィーラも世界史や倫理で学びますよね。宗教を語る上で非常に重要な人物であり、信仰者にとってビハール州がいかに大切な場所かわかります。
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経済
ビハール州は農業が経済の中心であり、特に米、小麦、サトウキビなどが生産されています。また、手工芸品や織物(ビハールのシルク製品など)も重要な産業です。良好な土壌と恵まれた気候条件は農業に有利ですが、洪水や土壌浸食によって妨げられることもあるそうです。
農業が盛んなビハール州でチャット・プジャが行われるのも頷けます。
ビハール州は、インドの中でも経済的には発展が遅れている州の一つとされています。しかし、2000年代以降の治安の改善や輸送インフラに対する公共投資の拡大を背景にビハール州は目覚ましい経済成長を遂げています。25歳未満の人口が多く、働き手がたくさんいるため、これからの経済成長にも期待ができます。
まとめ
ゴーダマ・シッダールタが悟りを開いた地、ブッダガヤは私もとっても行きたいなぁと思っています。ちなみに、ゴーダマ・シッダールタが悟りを開いた土地とはいえ、ビハール州で仏教徒の数が多いわけではなく、他の州都同様にヒンドゥー教徒がほとんどを占めているそうです。
デリーからは少しばかり遠いですが、ぜひ訪れてみてください!
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今日のヒンディー語
『クルシ कृषि (krushi)』=農業
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