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インド・ヒマラヤの絶景|ガンゴートリー氷河でのトレッキング


インドのガンゴートリー氷河

ナマステ!さらなる成長を求めて日本を飛び出し、インドで修行することを決めた日本人インターンの木下です!
インド・ヒマラヤには、息をのむような絶景とともに、インドが誇る何千年もの歴史と信仰が息づく場所があります。今回は、その中でも特に偉大な巡礼地として知られ、またトレッキングコースとして数多くの人々の興味を引き寄せるインドのガンゴートリー氷河の魅力と、氷河でのトレッキングについてご紹介します!

インド・ヒマラヤ|ガンゴートリー氷河やゴームク、ガンジス川での撮影、許可申請、ツアー、現地コーディネートは弊社へ!サプタム・インターナショナルへはぜひ”日本語”でご相談ください!

ガンゴートリー氷河ってどんな場所?

ヒマラヤのガンゴートリー氷河

ガンゴートリー氷河は、インド北部ウッタラーカンド州に位置する、標高が約7100m、長さが約30km、その幅が約2~4kmにもなるインド・ヒマラヤ山脈で最大級の氷河です。この氷河が特別なのは、全長2,500km超を誇るインドの母なる川、ガンジス川の主要な源流、すなわち「始まりの地」であるという点です。その雄大な姿はまさに絶景で、トレッキングスポットとして非常に人気があり、毎年5月頃から9月末までは観光シーズンのため、特に多くの人々が訪れます。また、ヒンドゥー教の重要な巡礼地の一つとされており、世界中から多くのヒンドゥー教徒が訪れるインドの聖地でもあります。この氷河をトレッキングをするのに最適な時期は5月です!トレッキングツアーが始まる5月であればモンスーンが来る前の絶景を楽しめます。またローカルガイドもトレッキングを安全に楽しむのには欠かせないと言えるでしょう。

弊社はインドでロケハン、取材撮影、アポ取得、リモート撮影およびツアー、ガイド手配のトータルコーディネートを致します。お気軽に”日本語”でご相談ください!

ガンゴートリー氷河へのアクセス方法
ガンゴートリーへは標高が高く道中も険しいため、アクセスには十分な時間が必要です。また、標高7100m超のインド・ヒマラヤのガンゴートリー氷河では、夏場でも防寒対策が欠かせません。特に朝夕はかなり冷え込みますので注意が必要です。

ここでは、インドの首都デリーから3日間の行程でガンゴートリー氷河へと向かう主要なルートをご説明します。

インドでの番組制作や雑誌取材、CM/PV撮影、Youtuberの取材撮影など、インドの現地コーディーネートに関してお気軽にお問い合わせください。

1日目:インドの首都デリーからリシケシへ。
飛行機を利用する場合、ガンゴートリー氷河への経由地リシケシ近くのデヘラードゥーンにあるジョリー・グラント空港までは、デリーから直行便で約1時間ほどです。陸路を使う場合は、特急電車(エアコン付き車両もあります)やインドのローカルバス、タクシーを利用し、およそ7〜8時間かけて移動します。下の写真はリシケシの街の様子です。ご覧の通り、リシケシは大きな吊り橋で有名な町です。

インドのリシケシ

2日目:リシケシからインド北部ウッタルカシへ。
ウッタルカシへは陸路であるバス、あるいはタクシーを利用して移動します。どちらの交通手段でも所要時間は6〜7時間ほどです。

3日目:ウッタルカシからガンゴートリー氷河へ。
ウッタルカシからガンゴートリー氷河へも2日目と同じくバスあるいはタクシーで移動します。ガンゴートリー氷河へは道幅が狭く険しい山道が続くため、まるで冒険をしているような感覚になりますね。ガンゴートリー氷河へは4時間ほどの移動で到着します。ちなみに、途中には「ガンジス川の母」という意味を持つガンガ・ナーニという町があり、天然温泉が湧いているので、長旅の疲れを癒す最適な寄り道スポットです。

インドのガンゴートリーへの道

デヴプラヤグ|神聖な川の合流点
ガンゴートリー氷河への旅路では、デヴプラヤグというスポットを通過することになります。この町は、アラクナンダ川とバギラティ川(ガンジス川の別称)が合流する神聖な場所として有名です。二色の川が合流する光景は圧巻で、澄んだアラクナンダ川と、シルトを多く含んだバギラティ川が混ざり合う瞬間を捉えることができます。この神聖な合流点での撮影は、自然の力と宗教的な意味を一度に表現する貴重なチャンスです。
ここでは、巡礼者たちがサンガムで沐浴をし、祈りを捧げる姿も見ることができます。これらの情景は、ヒンドゥー教の信仰が息づく神聖な雰囲気を映し出しており、高角ドローンでの映像撮影では、渦巻く流れと周囲の寺院建築を一望することができます。このような映像は、撮影する上で非常に魅力的なシーンとなります。

インドのデウプラヤグ

インド・ヒマラヤでの取材、番組撮影のトータルコーディネートは実績多数で安心の弊社へご相談ください!

最大の魅力:ゴームクへの氷と信仰のトレッキング
数多くの人々が数日間かけてまでガンゴートリー氷河を目指すのは、この地がもたらす神聖な絶景と体験があるからです。

インドのゴームク

このトレッキング最大の魅力スポットは、ガンゴートリー氷河から、ガンジス川の最初の一滴が流れ出す場所、すなわちガンジス川「誕生の地」がゴームク(Gaomukh)です。ガンゴートリー氷河において非常に象徴的なゴームクは絶好の撮影ポイントだと言えるでしょう。写真のようにゴームクからシヴリン山(標高6543m)への眺めは壮麗そのもの。また、シヴリン山に加えて、タレイ・サガー山(標高6904m)、メルー山(標高6600m)、バギラティ山群(標高6193~6856m)の3つの山々もそれぞれトレッキングにおける見所となります。
ドローンなどを用いて空撮することで、ガンゴートリー氷河とその山々が持つ雄大さと絶景がより際立ちます!ちなみに、ゴームクはインドの公用語であるヒンディー語で「牛の口」を意味し、背後の山肌を牛の顔に見立て、水を吐き出す氷河を口に例えてそう呼ばれています。ゴームクでの撮影ポイントとしては、ガンジス川が湧き出る氷河の先端部分、氷から滴り落ちる雪解け水の流れ、氷河表面のクレバス(氷河の深い割れ目)、モレーン(岩石や氷が堤防状に堆積してできた地形)などが挙げられます。

ゴームクやガンジス川でのスチール撮影やドローンによる空撮など、様々な撮影に対応しています!インドでの撮影コーディネートは弊社までご相談ください。

インドのバギラティ川

ガンゴートリーは信仰の観点において非常に重要です。この地はチャールダム・ヤートラと呼ばれる、ヒンドゥー教の4つの巡礼すべき聖地(バドリーナート、ケダルナート、ヤムノートリー、ガンゴートリー)のうちの1つです。その重要性はヒンドゥー教の神話に見られます。ヒンドゥー教の神話では、ガンジス川が天界から降りてきた際、その激流を緩めるためにシヴァ神がもつれた髪で受け止め、このゴームクから流れを解き放ったと信じられています。ちなみに、この地ではガンジス川ではなく、バギラティ川という名称が用いられています。凍てつくような冷たさのバギラティ川で人々が沐浴する姿はまさに神聖そのもの。また、ガンゴートリーの寺院もぜひ訪れたいスポットです。寺院では敬虔なヒンドゥー教徒たちの様子を収めることができ、また夜になるとアールティと呼ばれる儀式も見ることができます。彼らがヨガをしている様子も見られるでしょう。このように、ガンゴートリー氷河では、息を呑むような壮観な自然と伝統ある宗教との融合を見ることができるのです。

↓こちらはガンゴートリー氷河周辺の地図になります。氷河の長さや幅の広さがうかがえます。

インドの氷河

ガンゴートリー氷河での人気のトレッキングルートは、バギラティ川沿いの約19kmのトレイルを辿り、氷河の先端を目指すコースです。このトレッキングには、ハイライトとなる場所がいくつかあります。

まず最初の中継地点であるチルバサでは、松林とパノラマビューが広がります。

ガンゴートリー氷河

次にボジバサは、川沿いの平坦な草原でキャンプに最適です。ボジバサではバギーラティ山群のパノラマ写真や雪山に沈む夕日とアルペンロージュ、氷河の小川を渡るトレッキング客などの姿を撮影できます。

インドのボジバサ

そして最終目的地であるゴームクで、神聖な川の源を拝むことができます。ゴームクからさらに3日間ほどかけて奥へと進んでいくトレッキングも楽しめます。ゴームクから進んだ先の標高約4500mのタポバンは修行者が多く集まる静謐な場所です。

ゴームクへのトレッキングには許可証が必要です(ウッタルカシ森林管理局またはオンラインのForest Eco Uttarakhand Portalで入手可能)。

日本語対応可能のインド人撮影コーディネーター、日本人取材コーディネーターがリサーチや取材、関係各所への許可申請など全てサポートします!お気軽に”日本語”でお問い合わせください!

ガンゴートリー氷河が抱える危機
この壮大なガンゴートリー氷河は、インド北部にとって4億人以上の生命線であるガンジス川に水を供給する、極めて重要な淡水貯水池です。しかし、残念ながらこの氷河は現在深刻な危機に直面しています。

インド の氷河

世界中の多くの氷河と同様に、このインドの氷河も地球温暖化の影響を受けて後退が続いています。研究によると、1933~1996年までの間、ガンゴートリー氷河の先端は平均して年間約15~20メートルという驚くべき速度で後退しているとのこと。また、近年では平均して1年間で約80mほどこの氷河は後退し続けているとされています。この後退は、長期的な水資源の確保や下流域の生態系と農業の安定性を脅かす、看過できない環境問題として重要視されています。

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まとめ
今回はインド・ヒマラヤの絶景「ガンゴートリー氷河」についてご紹介しました!その神聖な景観、伝統ある歴史、そして現代の環境問題が交差するこのインド北部の地は、トレッキングのために訪れる価値が非常に高い魅力的なスポットと言えるでしょう。ではまた次回のブログでお会いしましょう!

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Written by TK

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今日のヒンディー語
『गौमुख (gaomukh)』=ゴームク(牛の口)
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