まだディワリは終わらない!?ディワリ四日目|ゴーヴァルダン・プジャ
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった稲垣です!
ディワリ当日がすぎても、まだ賑わっているインド、、。というのもディワリはあと二日続くんです。今回紹介するのはディワリ四日目のゴーヴァルダン・プジャ!
ヒンドゥー教徒にとって大事なお祭りなんです!
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ゴーヴァルダン・プジャとは
ゴーヴァルダン・プジャは別名アナクートとも知られています。ディワリの四日目に祝われるヒンドゥー教のお祭りです。インドラ神に対するクリシュナ神の勝利を記念し、クリシュナ神とゴーヴァルダン山を称えるお祭りです。このお祭りは、信仰と献身の力を象徴しています。
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起源
では、このお祭りはどのようにしてできたのでしょうか。
クリシュナ神は幼少期のほとんどをブラジというところで過ごしていました。ブラジの真ん中にはゴーヴァルダンという小さな山(丘と言った方が近いかもしれません)がありました。ゴーヴァルダンの近くに住む牛飼いたちは、雨と嵐の神であるインドラ神に敬意を表して、秋の季節を祝っていました。彼らが他の神々や石、偶像などを崇拝しにように望んでいたため、クリシュナ神はこのことを認めませんでした。インドラ神はこのクリシュナ神の助言に怒ります。クリシュナ神はかなり若かったにも関わらず、その知識と強大な力により、誰からも尊敬されていました。そのため、牛飼いたちはクリシュナ神の助言を受け入れました。インドラ神は、村人たちの信仰が自分からクリシュナ神へと変わっているのを見て怒り、町に雷雨と大雨を降らせることにしました。人々を嵐から守るため、クリシュナ神はゴーヴァルダンを小指で持ち上げ、町の人々と家畜を嵐から守りました。1週間の嵐が続いた後、町の人々が嵐の影響を受けていないのを見て、インドラ神は敗北を認め、嵐を止めました。その後、この日はゴーヴァルダンに敬意を表す祭りとして祝われるようになりました。そして、クリシュナ神は自ら山の姿になって、人々からの供物を受け取りました。
儀式
ゴーヴァルダン・プジャはアナクート祭り期間中に行われる主要な儀式です。文献によっては、ゴーヴァルダン・プジャとアンクートを同義語として扱っていますが、厳密にはゴーヴァルダン・プジャは1日中行われるアンクート祭りの一部だそうです。
ゴーヴァルダン・プジャには様々な行い方があるようです。ここではオーソドックスなものをご紹介します。
まず、牛糞でゴーヴァルダンに見立てた小さな山を作ります。そしてその上に粘土製のランプ(ディワリでお馴染みのディヤです)が置かれ、その上に結晶化した砂糖、蜂蜜、ヨーグルト、牛乳、ガンジス川の水など、いくつかの供物が捧げられます。
インドでは牛は神聖な生き物であり、牛糞も汚いものではありません。崇拝するゴーヴァルダンを牛糞で作るのはインドの文化が根付いているところですね。
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まとめ
ディワリの四日目、ゴーヴァルダン・プジャについてお話ししてきましたが、どうでしたか?ちょっと知識があるだけで、ディワリをまるっと五日間楽しむことができます。大きなお祭りだけでなく、その前後のお祭りにも注目してみてください!とっても興味深いですよ!
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今日のヒンディー語
『ウングリー उँगली (ungli)」』=指
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