インドIT産業中心の街グルグラムってどんなところ?|ハリヤナ州
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった稲垣です!
今日は昨日のブログでお話ししたハリヤナ州をご紹介したいと思います!
インドといえばIT産業が1番に思いつく方も少なくないと思います。そんなIT産業中心の街と言っても過言ではない、グルグラムが位置しているのが今回紹介するハリヤナ州です!
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ハリヤナ州とは
まず、ハリヤナ州の基本情報をおさらいします。
・人口:約2,535万人(2011)
・面積:44,212㎢
・人口密度:573人/㎢(単純計算してみました笑)
・州都:チャンディーガル(Chandigarh)
・公用語:ヒンディー語、パンジャーブ語
・知事:サトヤデフ・ナラヤン・アリヤ(Satyadev Narayan Arya)
・首相:マノハ・ラール・カッタール(Manohar Lal Khattar)
実は、以前紹介したパンジャーブ州と州都が一緒なんです。というのも、ハリヤナ州はパンジャーブ州から分離独立しました。パンジャーブ語も話される理由がよくわかります。
ちなみ、チャンディーガルは、独立した連邦直轄領でもあります。連邦直轄領と州都って兼任できるんやと驚き。
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グルグラムってどんな都市?
グルグラムは、インドのハリヤナ州に位置する都市で、デリーの南に隣接しています。コカ・コーラやペプシ、BMWなどの多くの企業がインド本社をグルグラムに構えています。また、マイクロソフト、フェイスブック、アマゾンなどの大手企業が進出しており、スタートアップ企業も多く見られます。IT産業がかなり盛んに栄えていて、インドの近現代都市と言った感じです。
ちなみに、1970年代に「マルチ・スズキ・インディア」が自動車製造工場を設立したことで、グルグラムの自動車産業は盛んになりました。今や、街を歩いていると見慣れた日本の車が良く走っていて、安心感を感じます。日系企業もかなり多く位置していて、日本人が多く住んでいます。CoCo壱番屋もあるそうです。行ってみたいなぁ。
グルグラムという名前について
元々グルガオンという名前だったのですが、2016年にグルグラムに変更されました。しかし、今でもグルガオンと呼ぶ方は多いですし、私もたまにどちらが正しいかわからなくなります。笑
グル(गुरु)はヒンディー語で「師」、グラム(ग्राम)はヒンディー語で「村」という意味で、グルグラムという名前だそうです。しかしヒンディー語が少し分かる私は、「ガオン(गाँव)も村って意味なんだけどなぁ。」と謎は深まります。笑
一応、グラム(ग्राम)は文語的、ガオン(गाँव)は口語的という違いがあるそうです。
それが理由かは良くわかりませんが、、インドではイギリス植民地時代の呼び名からかつての呼称に帰るという動きが1990年代から起こっていました。1995年にボンベイがムンバイになり、1996年にマドラスがチェンナイ、2001年にカルカッタがコルカタになりました。みなさん大好き「マドラスボンベイカルカッター」も今では「チェンナイムンバイコルカタ」です。グルグラムも植民地以前はグルガオンではなく、グルグラムだったようで、こちらも昔の呼称に戻すという動きのようです。ふぅ、カタカナが多くて良くわからなくなってきましたね。笑
農業も盛ん
ハリヤナ州は、主に平坦な土地で、農業も盛んな地域です。河川も多く、特にヤムナ川が州を流れています。そのため、ハリヤナはインドの主要な農業生産地で、小麦や米、綿花などが栽培されています。灌漑のインフラが整っており、農業生産性が高いです。
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まとめ
ハリヤナ州の紹介というよりは、ほぼグルグラムの紹介になってしまいましたが、どうでしたか?
IT産業の国としてインドを見るとしたら、グルグラムないし、ハリヤナ州は無視できません。私は個人的にはCoCo壱番屋が気になっています。笑
これからもハリヤナ州の成長に目が離せません。
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今日のヒンディー語
『ガオン गाँव (gavon)』=村
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