インド人の寛容さに感動したインドの電車体験・後編
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
前回のブログで、インドの電車が思ったのと違ったというお話をしました。前回は行きの電車だったということで、今回はインド人の寛容さを感じた帰りの電車についてお話ししようと思います!
目的地
帰りの電車は前回の反対、ハリドワール駅からニューデリー駅までの電車です。18時-22時50分の電車でした。前回は15分ほど前に電車がきましたが、今回は時間通り、まぁ、2、3分遅れてきたかなぁという感じでした。到着したのもおそらく時間通りだったと思います。(もはや私も時間は気にしていない。)特に気になるほど遅延はしていませんでした!
車内食
今回も二回に渡って車内食が配られました。もちろんチャイセットと夜ご飯。チャイセットから見ていきましょう。
今回のチャイセットには、チャイ、お菓子×2、中にちょっとした具材が入っているパリパリのやつ(おそらくマッティーだと思われます。)、サンドウィッチでした。結構ボリューミー。ちなみに電車を予約する際にベジかノンベジを選びます。なぜかよくわからないけれど、この類のものはベジの方が美味しいような気がします。もちろんこの理論に則って私はベジを頼んでいました。そのため、サンドウィッチも人参とキャベツのコールスローでした。シンプルイズベスト。
これだけの量が出てきたら夕飯も兼ねているのかなと思っていました私、まだインド人力が足りないです。この後ガッツリ夜ご飯が出てきました。
どーん!
かなりの量。メニューは、マタルパニール(グリンピースとインド版チーズのカレー)、ラジマ(金時豆のカレー)、アールーゴービー(じゃがいもとカリフラワーの炒め物withスパイス)、ライス、チャパティ×2、ダヒ(ヨーグルト)でした。少しオイリーな気がしましたが、美味しかったです!大して肥えた舌でもない私がオイリーというのだから、気になる方は気になると思います。自分が欲している量をいただくようにしましょう。食べすぎるとお腹を壊します、、。ただ!チャパティやダヒはオイリーではないので、比較的食べやすいかなと思いました!そんなことよりもこんなにご飯を出してくれるなんてとってもありがたいですよね。
ちなみに、ご飯を食べ終わった後にアイスクリームが配られました。ちゃんと溶けていないタイプの。
待遇はもはや機内食付きのちょっといい飛行機です。
まさかの向かい合わせシート
帰りの電車はまさかの向かい合わせシートでした。行きの電車のシートは全て同じ方を向いていたのですが、帰りはなぜか真ん中で向きが変わるというおもしろ構造でした。大きな机が置いてあるので、むしろ勉強をしたかった私はラッキーでした。旅中まで勉強するなという感じですが、帰りの5時間、ガッツリ英語を読み続けました、、。頑張った私、ありがとう机。
目の前に座っていた人が気になるかと言われればそうでもなくて(私がインド人のなんでもいいよ精神に慣れてしまったのでしょうか)、むしろ向いに座っていた子供と仲良くなりました。そう、これがあのびっくり体験につながるとも知らずに、、。
元気な子供と寛容なインド人
目の前に座っていた子供ですが、その席の人ではありませんでした。私たちが乗るまでは空席だった四つの向い席。その隣のシートを取っていたようで、乗る人が来るまでは広々と使っていたようです。私たちの本当の向いのシートの人は3駅ほど後に来たので、その際に自分のシートへと戻っていきました。それが許される国インド、子育てしやすいな。
そしてその子供は5時間立ち続けていました。元気やな。あの揺れる電車で立ち続ける体幹と体力はすごい。車両の中を走り回ったり、そのおかげでコケて泣いたり、ご飯を大きな声で拒否してみたり。おそらくイヤイヤ期だな、と言う感じでした。(ちなみにヒンディー語でバリバリにイヤイヤ言うてました。笑)
私はさほど気にするタイプではないですが、日本人的感覚が染みついているために、少々ヒヤヒヤしていました。この時間帯旅疲れして眠い人もいるぞ、、と。しかし、インド人、誰も注意することなく、むしろみんな笑顔でした。すげぇインド人!!!寛容すぎる!!!仕事中のパソコンを触られそうになっても、Back Spaceキーだけを死守して好きなように触らせてくれているビジネスマンや、「どうした、暇かー?冒険するかー?」と電車内を探検させてくれている車掌さんまたは警備員さん。やっぱり子育てしやすいなインド。ほとんどのインド人が社交的な理由がわかりました。
まとめ
帰りの電車では、ある出会いからインド人の寛容さを身をもって知りました。パソコン触られそうになってあんなにも穏やかに対応できるだろうか、私。日本がいい、インドがいいは人によって違うと思いますが、どちらも良さがあって、同じ地球・人間でもこんなにも世の中の意見って違うんだなぁと思いました。
なぜか最後は話のスケールが少々大きくなってしまいましたが、インドの電車は帰りも快適でした!みなさんもぜひ利用してみてくださいね🎶
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今日のヒンディー語
『バッチャー बच्चा (bachcha)』=子供
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