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世界四大文明の一つ|インダス文明



インドのインダス文明

ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
世界四大文明のうちの一つ、インダス文明。この文明の名前自体は知っている方は多いと思います。さて、どのような文明だったのか、と問われると答えがパッと出てこないのが正直なところ。(筆者は学校の国語、英語、社会が大の苦手でした。文系失格。)ということで、ここらで私と一緒に復習しておきましょう!

インダス文明とは
インダス文明(Indus Valley Civilization)は、世界最古の都市文明の一つであり、紀元前2500年頃から紀元前1500年頃まで続いたとされる古代の文明です。インダス文明は、現在のインド、パキスタン、アフガニスタンにまたがる地域に広がっていました。その中心となる都市がモヘンジョダロ(Mohenjo-Daro)とハラッパ(Harappa)で、これらの都市遺跡は非常に重要な考古学的発見です。
世界四大文明といえば、河川の近くで発展したことが特徴的ですが、インダス文明は、インダス川流域で発展を遂げました。

高度な都市計画
インダス文明の都市は、非常に整然とした都市計画が施されていました。都市には直交する道路網や、広場、井戸、下水道、浴場があり、当時としては非常に進んだ都市設計がなされていたことがわかります。
特にモヘンジョダロでは、水道施設や下水道、浴場が整備されており、都市生活の衛生面にも配慮されていたことが伺えます。
都市はおおまかに高台地区(宗教的または行政的な中心)と低地地区(住宅地)に分かれており、高台地区には大きな公共施設や祭祀的な建物があったと考えられています。ハラッパやモヘンジョダロなどの遺跡では、数百軒の住宅が集まった地域が発見され、これらの住宅は非常に規則正しく並んでおり、道路の幅や通りの配置にも統一感があります。

文字と書記法
インダス文明の住民はインダス文字と呼ばれる未解読の文字を使っていたと考えられています。数千点の印章や小さな石板にこの文字が刻まれていますが、現在もその意味は解明されていません。現在は、トラヴィダ語族(南インドに多い)に似た性質を持っているとされていますが、文字数が少ないため、解読が難しいそうです。この文字は主に商業や交易に関連した記録に使われたとされ、貿易活動が盛んだったことを示唆しています。

貿易と経済
インダス文明は、貿易がかなり活発に行われていました。特にメソポタミア文明(現在のイラクにあたる地域)と交易が行われていたと考えられています。インダス文明の人々は、金属製品、銀、銅などを輸出していたとされています。

技術と工芸
インダス文明の人々は、非常に高度な工芸技術を持っていました。特に、焼き物や石の彫刻、金属加工の技術が発展していました。彩文土器や、青銅器が使用されていたそうです。印章(銅や石で作られた小さな印鑑)には動物や神殿のような図案が彫られていました。印章については、現在もその真意は明らかになっていません。

まとめ
どうでしたか?ここまで私の復習タイムに付き合ってくださり、ありがとうございます。
インダス文明は、世界の古代文明の中でも非常に先進的であり、商業、都市計画において高度な知識を持っていたことがわかっています。都市計画や技術、交易関係などは、後の文明の発展にも重要な影響を与えました。

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今日のヒンディー語
『シャヘル शहर (shahar)』=都市
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