インドの文化的に珍しい州|マニプール州
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
インドにはインドだけれど、インドの文化よりもミャンマーの文化が色濃く残っている地域があるということをみなさんはご存じですか?今回はインドの北東部に位置する、マニプール州についてお話ししようと思います!
マニプールとは
まずはヒマーチャル・プラデーシュ州の基本情報について触れていこうと思います。
- 人口:約286万人(2011)
- 面積:22,327㎢
- 人口密度:約128人/㎢(単純計算してみました笑)
- 州都:インパール (Imphal)
- 公用語:マニプリ語
- 知事:ラクシュマン・アチャリヤ(Lakshman Acharya)
- 首相:N・ビレン・シン(N. Biren Singh)
州都のインパールはビルマ戦争、インパール作戦で知っている方も少なくないと思います。日本人として、この世界に生きるものとして忘れてはならない出来事です。
地理的特徴
マニプールはインドの北東部にあり、ミャンマー(旧ビルマ)との国境に接しています。周囲はアッサム州、ナガランド州、そしてミゾラム州などの地域に囲まれています。マニプールは山岳地帯に位置しており、そこには美しい景観と豊かな自然が広がっています。山々と森林、湖が多く、自然愛好家やトレッキングを楽しむ人々にとって、とても魅力的な場所です。
文化的特徴
マニプールは多民族が共存する地域で、その中でも主要な民族はメイテイ族です。メイテイ族は東南アジアに最も多い、チベット・ビルマ語族の言語を話します。他にはナガ族やクキ族などの焼畑農業を営む山岳民も多くいます。
マニプール舞踊は世界的にも有名で、精緻な動きと音楽が特徴的です。特に、ラースリーラ(Raas Leela)という舞踏劇が有名で、これはヒンドゥー教のクリシュナ神の神話を表現するものです。
観光地
- ロクタク湖(Loktak Lake): マニプール最大の湖で、浮島(Phumdis)と呼ばれる水上の植物が特徴的です。大きな浮島(Phumdis)には人が住んでいるそうです。湖は生態系に富んでおり、観光地としても人気です。
- カングラ城(Kangla Fort): インパールに位置する歴史的な要塞で、マニプールの王国の遺跡が見られます。
- イマ・マーケット:『母の市場』という意味のイマ・マーケットも有名です。売り手が全員女性でそう呼ばれているそうです。市場は街の中にあり、いつも賑わっているそうです。
まとめ
ミャンマーの文化が色濃く残っているマニプール州。伝統的な舞踊や音楽、地域独特の料理など、地域性が強い文化を誇ります。現代では政治的な課題もありますが、その豊かな伝統と文化は今も大切にされています。
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今日のヒンディー語
『ミャーンマール म्यांमार (myaammaar)』=ミャンマー
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