バングラデシュとミャンマーに接している州|ミゾラム州
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
インドで唯一バングラデシュとミャンマーの両方に接しているミゾラム州。今回はそんなミゾラム州について徹底解説します!
ミゾラム州とは
まずはミゾラム州の基本情報について触れておきます。
- 人口:約109万人(2011)
- 面積:21,081㎢
- 人口密度:約51人/㎢(単純計算してみました笑)
- 州都:アイゾール (Aizawl)
- 公用語:ミゾ語、英語、ヒンディー語
- 知事:P・S・スリードハラン・ピライ(P. S. Sreedharan Pillai)
- 首相:ラルドゥホマ(Lalduhoma)
人口密度がインドの中でかなり低い地域です。ミゾラム州はインドの中で新しい州の一つであり、1987年にインドの正式な州となりました。
地理的特徴
ミゾラム州はインドの北東部に位置し、インドで唯一バングラデシュとミャンマー(ビルマ)に隣接しています。周囲はアッサム州、マニプール州、トリプラ州に囲まれています。
ミゾラムは山岳地帯で、ヒマラヤ山脈の一部とされています。標高が高く、緑豊かな森林に覆われています。州内を流れる川や渓谷が綺麗な景観を作り出しており、特に自然の美しさが魅力です。
歴史
ミゾラムは、1877年に英領インド帝国が成立した段階ではインド帝国に入っていませんでした。インド独立後、ミゾラムはアッサム州の一部となりましたが、1960年代から1970年代にかけて、独自の自治権を求める運動が強まりました。そして、1987年にミゾラム州が正式に成立しました。
文化的特徴
ミゾラム州は元々「ミゾ」と呼ばれる先住民族によって住まわれていた地域です。この民族はチベット・ビルマ系の民族で、独自の言語や文化を持っています。ミゾ族は、農業や狩猟を生業とし、家族を単位とした社会生活を営んでいます。また、ミゾ族はキリスト教徒であるため、州内のほとんどがミゾ族です。キリスト教徒が人口の約87%を占め、主にプロテスタント系の教会が広がっています。
祭り
ミゾラムの文化は、音楽や舞踏、芸術に深く根ざしています。特に伝統的な舞踏「Chheihlam」が有名で、地元の人々に親しまれています。また、ミゾラム州の最も重要な祭りのひとつは「Chapchar Kut」で、春を迎える祭りとして盛大に祝われます。
まとめ
ミゾ族の文化が色濃く反映されているミゾラム州。インドで唯一バングラデシュとミャンマーと隣接しているという点も魅力的です。ミゾ族の文化を感じたい!という方におすすめの州です。
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『ヴァサント वसंत (vasant)』=春
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