簡単にストーリーを説明すると、リズワーン・ハーン、(ハーンと言う名字は特に南アジアではイスラーム教徒の名字の代表格となっている。)(シャルク・ハーン)は美容師で子持ちでヒンデュー教徒のマンディラー・ラートール(カジョール)と出会い猛アタックの末結婚する。場所はアメリカ。
幸せに暮らしていたが、そこに911事件が起こる。すべては一変しイスラム教徒への風当たりは日に日に強くなり、「ハーン」の名字を持つ息子サミールは学校でいじめられて死んでしまう。マンディーラはイスラム教徒と結婚して「ハーン」の名字になったからサミールが死んだと考えリズワーンを家から追い出し、彼に「大統領に会って私の名前はカーンですがテロリストではありません。と言って来るまで戻ってくるな。」と言ってしまいます。それ以来リズワーンは大統領と話が出来るようにとアメリカ中を彷徨うのである。これ以上は映画を。
しかし、本当に911以降イスラム教徒を始めとしてアジア全体に対する風当たりは言うまでもなく、その中で最もとばっちりを受けたのがスィク教徒で、ターバンに髭は目立つしオサーマ・ビン・ラーディーンとビジュアルが似ていた為、イスラム教とスィク教の区別が付けない無知な人々から迫害を受け、これをきっかけにターバンを取り、髭を剃ったスィク教徒が本当に数多くいたそうです。
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イスラム教徒の人々は、イスラム=テロリストというイメージが強くなってしまい相当な迫害を受け、隠す為にヒジャーブ(頭からかぶる布)を脱ぐ女性も多かったらしいです。
映画の中で「私の名前はハーンです。テロリストではありません」
と主張し、大統領にもそのメッセージを伝えようとする。この暗号のようなメッセージは、イスラーム教徒=テロリストという先入観を打破する呪文にもなり、この出来事が南アジア人コミュニティーの心を刺激し、個人のアイデンティティーを隠して生きる必要はない、宗教で人を差別することは無意味であると考え直す人々を生んだ。映画の中では、迫害を恐れてヒジャーブを脱いでいた女性等は再びヒジャーブをかぶり始め、今までイスラーム教徒を無条件で敬遠していた人は進んでリズワーンを助け始める。この世には善と悪しかない。宗教、人の外見だけでは区別出来ない。この事を皆さんに1番伝えたいのだと思います。
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