ヒンドゥー教四大聖地がある州|オディシャ州(オリッサ州)
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
ヒンドゥー教の四大聖地のうちの一つ、プリー。今回は、そんなプリーが位置するオディシャ州(オリッサ州)についてお話ししようと思います!
オディシャ州(オリッサ州)について
まずはオディシャ州(オリッサ州)の基本情報について触れておきます。
- 人口:約4,599万人(2011)
- 面積:155,707㎢
- 人口密度:約295人/㎢(単純計算してみました笑)
- 州都:ブバネーシュワル(Bhubaneswar)
- 公用語:オリヤー語
- 知事:カンブハンパティ・ハリ・バブ(Kambhampati Hari Babu)
- 首相:モハン・チャラン・マジ(Mohan Charan Majhi)
公用語はインド・ヨーロッパ語族のオリヤー語で、ベンガル語やアッサム語に近いそうです。
地理的特徴
オディシャ州(オリッサ州)はインドの東海岸に位置しており、ベンガル湾に面しています。北東は西ベンガル州、北はジャールカンド州、南はアンドラ・プラデーシュ州、西はチャンディーガル州と接しています。オディシャ州(オリッサ州)は、広大な森林地帯や山岳地帯が多く、特に内陸部には美しい自然が広がっています。
州の名前
オディシャ州よりもオリッサ州の方が聞き馴染みがある方も少なくないと思います。
オリッサという名称は、2000年に州名が「オディシャ(Odia)」に変更される前に使われていた名前で、現在では「オディシャ州」と呼ばれています。日本ではまだオリッサと呼ばれるので、オディシャのイメージは薄いかもしれません。実際、私も「オリッサ」だと思っていました。
古代のオディシャ州(オリッサ州)
オディシャ州(オリッサ州)には非常に古い歴史があります。
オリッサは古代インドで「カリンガ」という王国として知られていました。紀元前3世紀、マウリヤ朝のアショカ王がカリンガ戦争を起こし、数多くの命が失われました。この戦争の後、アショカは仏教に改宗し、平和的な統治を目指しました。
オリッサ地域は、クシャーナ朝(紀元前1世紀~紀元後3世紀)やグプタ朝(4~6世紀)の影響を受けました。これらの王朝によって、商業や文化、仏教が発展しました。
ヒンドゥー教の四大聖地
オディシャ州(オリッサ州)の年のうちの一つ、プリーは
ヒンドゥー教の四大聖地とされています。
プリーの数ある観光地の中でも特に、ジャガンナート寺院がよく知られています。ジャガンナート寺院は、ヒンドゥー教の神ジャガンナートを祀る聖地であり、ジャガンナート寺院から山車を引いて町中を歩くお祭り、「ラト・ヤトラ」の期間には、国内外から数百万の参拝者が集まるそうです。ただ、ヒンドゥー教徒以外はジャガンナート寺院の中に入ることはできないそうなので、お気を付けてください!
まとめ
あまり知られていない、オディシャ州。地図で見ると意外と大きいことがわかります。歴史溢れる州ですので、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか!
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今日のヒンディー語
『プラーナー पुराना (puraana)』=古い
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