シク教徒の聖地、パンジャーブ州について徹底解説!
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった稲垣です!今日はシク教徒の聖地、パンジャーブ州についてお話ししたいと思います!
昨日のブログで紹介したように、ラッシー発祥の地とされているパンジャーブ州ですが、日本人の持つインドのイメージとかなり深い関係があるんです!
パンジャーブ州とは
まず、パンジャーブ州についての基本事項をおさらいします。
- 人口:3014万人(2022.3)
- 面積:50362㎢
- 人口密度:598人/㎢(単純計算してみました笑)
- 州都:チャンディーガル(Chandigarh)
- 公用語:パンジャーブ語
- 知事:グラーブ・チャンド・カタリア(Gulab Chand Kataria)
- 首相:バグワント・マン(Bhaguant Singh Mann)
インドでは28の州があり、それぞれに異なる文化があります。州ごとに州都もあり、日本の感覚で言うと一つの州が一つの国ほどの規模があるんです!そう考えるとほんっとうにインドって広い!
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宗教
パンジャーブ州はシク教徒が6割ほどを占めています。インド国内の4分の3のシク教徒がパンジャーブ州に住んでいるそうです。シク教徒といえば、ターバンですね。日本では、インド人と聞くとターバンを頭に巻いている方を想像する方も少なくないのではないでしょうか。しかし、シク教徒全員が頭にターバンを巻いているかと言われれば、そうではなく、シク教徒の中でも、カールサーという信徒集団の方のみが髪の毛や髭を切らずに頭にターバンを巻いているそうです。なぜ日本人のなかでそのようなイメージがついたのか、不思議ですね。
また、パンジャーブ州といえば、アムリトサルにある、黄金寺院ですよね。あ〜行ってみたい(心の声)。ハリマンディル(ゴールデンテンプル、日本では黄金寺院と呼ばれることが多い)はその名の通り、湖に浮かぶ金色に光るシク教徒の最も尊い巡礼地なんです。夜になると、湖に黄金色の寺院が映って、とても幻想的なんです!とはいえ、私もまだ写真情報でしか知らないので、実際にこの目で見てみたいなと思っています✨
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食文化
パンジャーブ(Punjab, Panjab)と言うのはもともと五つの川という意味があり、言葉の通り大河に恵まれています。そのおかげで十分な栄養を持った土地があり、昔から第一次産業(小麦、米)が州を支えています。昔からパンジャーブ州の人々は畑を耕していたため、体が大きく、強いそうです。また、パンジャーブ地方はムガル料理として有名なタンドール料理の本場です。タンドゥールはインド式窯で、肉やパンを焼くためのものです。皆さんご存知のナンはタンドールの中にペタペタ貼って作られます。また、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、タンドリーチキンもその名の通り、タンドゥールで焼かれたスパイスチキンのことです。タンドリーチキンは、ながーい串にさして、窯の中で焼きます。他には全粒粉で作られるロティなども有名です!
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まとめ
パンジャーブ州についてお話ししてきましたが、どうでしたか?
シク教徒にナン、タンドリーチキンなど、日本人の持つインドのイメージそのものと言っても過言ではない、魅力的な地域です!デリーからも飛行機で1時間ほどで行くことができるので、ぜひ訪れてみてください!
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今日のヒンディー語
『タンドゥール तंदूर (tandur) 』=タンドール窯
『マンディル मंदिर (mandiru)』=お寺)
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