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シク教の創始者グル・ナーナク生誕祭



シク教の創始者グル・ナーナク

ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
今日2024年11月15日はシク教の創始者グル・ナーナクの生まれた日。世界各地で生誕祭が開かれているんです!

グル・ナーナクとは
グル・ナーナク(1469年 - 1539年)は、シク教の最初のグル(宗教的指導者)であり、シク教の創始者です。彼はインドのパンジャーブ地方で生まれ、ヒンドゥー教とイスラム教の両方の要素を取り入れた教えを広め、一神教を基盤とした新しい宗教思想を打ち立てました。グル・ナーナクは、神の名を唱えること、平等、非暴力、社会的調和を重んじ、「すべての人々は平等であり、神の前では差別はない」という教えを広めました。

グル・ナーナク生誕祭
グル・ナーナク生誕祭は、その名の通りシク教の創始者であるグル・ナーナクの生誕を祝う重要な祭りです。この祭りは、シク教徒にとって最も大切な宗教的行事のひとつで、毎年インド・ヒンドゥ暦のカタ月(Kattak)の15日目に祝われます。
ちなみに現地の新聞にはこんな感じで載っていました。↓

インドのグル・ナーナクの新聞

今年で555年になるそうです。
グル(GURU)が先生、師という意味、NANAK DEVが名前、JIは日本で言う「〜さん」のようなものです。
プラカーシュ(PARKASH)は光、明かりと言う意味、プラブ(PURAB)はお祭り、記念日と言う意味です。
暗闇で彷徨い続けていた人々の元に現れたのがグル・ナーナクと言う光だったそう。

グル・ナーナク生誕祭(プラカーシュ・プラブ)の目的と意義
教えの再確認: グル・ナーナクや他のグルたちの教えを振り返り、その教えに従って日々の生活を改めて考える機会です。
奉仕と平等: シク教は「奉仕」と「平等」を重視します。プラカーシュ・プラブでは、これらの教えを実践し、社会的な調和と助け合いの精神を再確認します。
光と知恵の象徴: 「プラカーシュ(光)」は、グルたちが持つ精神的な知恵と導きを象徴しています。シク教徒にとって、グルは神の意志を伝える存在であり、その教えを広めることが重要です。

まとめ
シク教において、とっても大事なこのお祭り。
ちなみに、インドのお祭りはほとんどがヒンドゥー暦で決められるので、毎年異なる日付なのがポイント。みなさんもインドのお祭りを知る際には気をつけてください!

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今日のヒンディー語
『パーンチソーパチパン पाँच सौ पचिपन (panch sau pachipan)』=555
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