【完全義務化】インド向け輸出食品の製造施設登録が9月からスタート
ナマステ！台湾大学で経済学を学んでいる、インド大好き日本人インターン生の只石です！今日は、インド向けに食品を輸出する企業にとって重要なニュースをお届けします。2024年9月から、インド向け輸出食品の製造施設登録が完全に義務化されます。この新ルールについて詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
インド向け輸出食品の製造施設登録の概要
2024年6月18日、農林水産省から新たなガイドラインが発表されました。このガイドラインにより、インド食品安全基準局（FSSAI）の規制強化に伴い、同機関による登録が行われていない施設で製造された対象食品のインドへの輸入が認められなくなります。
対象となる食品群は以下の通りです。
- 乳・乳製品
- 肉・肉加工品（家禽、魚およびこれら加工品を含む）
- 乾燥卵
- 乳幼児向け食品
- 栄養補助食品
この規制は2024年9月1日から施行され、現時点でインド側で登録されている施設のほかに、日本政府が提出するリストへの掲載を希望する事業者は、貨物が日本を出港する2か月前までに農林水産省の窓口に情報提供を行う必要があります。
インド市場参入のための必須手続き
- 対象食品群の確認 まず、自社が輸出する食品が対象食品群に含まれているか確認しましょう。上記リストを参考にしてください。
- 製造施設の登録申請 次に、製造施設の登録申請を行います。インド食品安全基準局（FSSAI）のウェブサイトから必要な情報を確認し、申請を進めましょう。申請には、施設の詳細な情報や製造過程に関する書類が必要です。
- 日本政府への情報提供 日本政府が提出するリストへの掲載を希望する場合、貨物が出港する2か月前までに農林水産省へ情報提供を行います。この手続きが完了して初めて、インドへの輸出が可能となります。
実際に準備するためのポイント
- 情報収集と申請手続きの早期開始 新たなガイドラインに基づく手続きは時間がかかるため、早めに情報収集を始め、申請手続きを行いましょう。
- 書類の準備 申請には様々な書類が必要です。施設の衛生管理状況や製造過程の詳細、品質管理の体制など、細かく記載された書類を準備してください。
- 現地との連携 インドでの手続きは現地との連携が重要です。現地の規制や手続きに詳しいパートナーを見つけ、スムーズに進めましょう。
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まとめ
インド市場への参入は大きなビジネスチャンスですが、新たな規制に対応するためには準備が必要です。早めに対策を講じ、スムーズに輸出を進めましょう。
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インド市場を目指す皆様、この記事を参考にして準備を進めてくださいね！
☆今日の気になるインドニュース☆
【インド向け輸出食品の製造施設登録、9月から完全義務化】
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