インド・ヒンドゥー教の聖地の一つ|ハリドワールの旅・リシケシ編
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
前回に引き続き、今回は後編を、、!と言いたいところなのですが、ハリドワール観光の間にリシケシに行ってきたのでその様子をお届けしようと思います!
リシケシとは
リシケシはインドのウッタラカンド州にある、ヒマラヤ山脈のふもとに位置する小さな町で、特にヨガの聖地として有名です。リシケシは、ヨガや瞑想、アーユルヴェーダなど、インドの伝統的な精神的な学びを深めるための施設が多くあります。ガンジス川沿いにあり、美しい自然に囲まれたこの町には、精神的な修行が行われる場所として、世界中のヨギーや瞑想者が集まります。
アクセス
さて、ハリドワールにいた私ですが、リシケシまではバスで行きました。バスステーションから1時間に2.3本ほどバスがでているようで、全く待つことなく乗れました。バスステーションには目的地を叫んでいるおっちゃんがいるので、「リシケーシ、リシケーシ」と言っているおっちゃんを見つけましょう。わからなければ人に聞くのもありです。所要時間は1時間ほどで、スムーズにいくことができました。
ちなみに、リキシャでもいくことができ、リキシャの方が小回りがきくので、早く着くと現地のおっちゃんに教えてもらいました。チャイを飲みながら(笑)しかし、この日は朝早く出発したため、かなり冷え込んでいました。窓がガンガンに空いているリキシャに40分はきついということでバスで行ってきました。
チケットはバスの中で買います。出発した後に、目的地と人数を聞いてくるおっちゃんがいるので、その人に教えて、お金を払います。チケットを発行するための機械を持っているのでそちらで判断してくださいね。
ラームジューラー橋を目指す
リシケシは主に三つの地域に分かれます。駅やバススタンドがある市街地、ラームジューラー橋周辺、ラクシュマンジューラー橋周辺、です。もちろんついたのは市街地でした。橋の近くが面白いそうなので、そちらを目指すことに。リシケシには大きな橋があり、それがラームジューラー橋とラクシュマンジューラー橋です。4年ほど前に下流の方に新しい橋が建てられました。そちらは管理しっかりしており、バイクが通っているほど。ちなみに、歩行者とバイクでは柵が設けられているというなんとも画期的な橋。かなり頑丈です。その橋を渡って、ラームジューラー橋まで歩きました。ちなみに、ラクシュマンジューラー橋はラームジューラー橋のさらに上流にあります。
ラームジューラー橋↓
アシュラム
ラームジューラー橋を目指す途中、Parmarth Niketanというアシュラムに寄りました。ちなみにアシュラムとは、宗教的な指導者や師(グル)に導かれ、心の浄化や精神的な成長を目指す人々が集まる場所で、自然に囲まれた静かな環境の中で自己探求を行います。基本的には、外界から離れて心を落ち着け、内面的な探求や修行をすることが目的です。リシケシには多くのアシュラムがあり、たくさんの人が修行や瞑想をしています。Parmarth Niketanというアシュラムは、1942年に設立された、ガンジス川のほとりに位置するアシュラムです。今現在もヨガ、瞑想、アーユルヴェーダ、そしてスピリチュアルな成長を促進するための活動が行われています。
Parmarth Niketanの向いのガートにはシヴァ神像が、その右手にはハヌマーン像が建っていました。
ラクシュマンジューラー橋は工事中
現在、ラクシュマンジューラー橋は工事中でした。それに伴い、周りのホテルも改修工事をしているのだとか。そのため、今回はそちらには行きませんでした。
ということでラームジューラー橋を十分に堪能した私ですが、橋の横にあるGanga Beachにも行きました。そこではたくさんの人が写真を撮っていたり、キンキンに冷えたガンジス川で水泳をしている人がいたりだとか、なかなか楽しかったです。ちなみにインドの旗を持ってガンジス川の中に入り、川の中心部にある岩にしばらく座っているインド人がいました。この日はインドの共和国記念日だったのでそれが関係しているのでしょうか。とりあえず寒そうでした。
渡し船
リシケシには橋だけでなくて、川を渡るための船もあります。リシケシの人気アクティビティ、ラフティングではないのでご注意を。リシケシはアップダウンが激しく、かなり歩くのが疲れるように思います。私もお昼ごはん前に力つき、橋を渡ってきてすぐに船に乗りました。なぜ渡った。笑
そうそう、リシケシはガンジス川の上流の方で水が綺麗なので、ラフティングがとても人気です!私は寒くて凍えそうだったのでやりませんでしたが、夏に訪れる方はありかも?
ランチはChoti Wala
渡し船をわざわざ使って向かった先はChoti Wala。ランチをしに来ました!
Choti Walaはリシケシの有名なお店なのだそう。店先にChotiというとんがりコーンのようなツンツンした髪の毛をした人が座っているのがポイント。写真撮ってもいいですか?というと快くOKしてくれたので一緒にパシャリ。ニッコニコな私が写ってしまっているので、こちらのブログに載せるのは遠慮しておきます。笑
私はここでパニールバターマサラとナン、ラッシーを注文しました。久しぶりに日本でみるインド料理に近いものを食べました。辛さは控えめで、ラッシーはほぼヨーグルトでスプーン必須の濃厚なもの。とっても美味しかったです!
市街地によってハリドワールへ
お腹もいっぱいになったことで、そろそろハリドワールへ帰る時間に。その前に市街地に少しだけ寄りました。市街地にはトリヴェーニ・ガート(Triveni Ghat)という有名なガートがあるので、そこに行きました。バラナシやハリドワールに比べたらかなり静かなガートでした。
近くにはバザールがあったのでそちらも少しお散歩しました。
ということでデリーに帰るため、ハリドワールへ。
まとめ
かなり短いリシケシでしたが、とっても楽しかったです!ラクシュマンジューラーが工事中のため、移動がかなり制限される上に、橋の向こうではリキシャがいなかったので、たくさん回れるような観光地ではないと思います。どちらかというとお散歩メイン。他にもビートルズが1ヶ月ほど滞在したアシュラムや有名な寺院がありますが、そこまで歩く体力と時間がないという感じでした。ただ、ヨガやアシュラム滞在が目的の方は長期をおすすめします。
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今日のヒンディー語
『プル पुल (pul)』=橋
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