インドに進出したい日系企業は注目するべきインド最新の州｜テランガーナ州
ナマステ！インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった稲垣です！
昨日はボリウッドの聖地、ムンバイが位置するマハラーシュトラ州についてお話ししましたが、今日はトリウッドの聖地、テランガーナ州をご紹介したいと思います！
テランガーナ州とは
まずは基本情報をおさらいします。
- 人口：約3,772万人(2021)
- 面積：112,077㎢
- 人口密度：約336人/㎢（単純計算してみました笑）
- 州都：ハイデラバード (Hyderabad)
- 公用語：テルグ語、ウルドゥー語
- 知事：タミリサイ・サウンダララジャン （Tamilisai Soundararajan）
- 首相：A.レバント・レバント・レッディ （A.Revant Reddy)
テランガーナ州は聞き馴染みないかもしれませんが、ハイデラバードは聞いたことある方も少なくないのではないでしょうか？
公用語はテルグ語に加えて、ウルドゥー語も話されています。この理由は歴史が大きく関係しているんですよ！
弊社はインドでロケハン、取材撮影、アポ取得、リモート撮影のトータルコーディネートを致します。
歴史
テランガーナ州は2014年にできたインドの中でも新しい州です。と言うのも、もともと東隣のアーンドラ・プラデーシュ州の一部でした。1947年に印パ分離独立が起こった際、イスラム国家であったニザーム王国（現在のテランガーナ州）は独立を選んでいましたが、結局インドの一部となりました。1950年代にはインドの州は言語によって区分けされていったので、お隣のアーンドラ州と合わせてアーンドラ・プラデーシュ州となっていました。しかし、いくら言語は一緒とはいえ、文化や歴史が大きく異なっていたため、2014年にニザーム王国の部分が分離し、現在のテランガーナ州となりました。
日本語対応可能のインド人撮影コーディネーター、日本人取材コーディネーターがリサーチや取材など全てサポートします！お気軽に”日本語”でお問い合わせください。
IT産業が成長中！？
州の経済は、情報技術、製造業、農業など多岐にわたります。しかし、今、テランガーナ州の成長がすごいんです！その成長を支えるのがIT産業です。特にハイデラバードはIT産業の中心地として知られ、多くの企業が集まっています。マイクロソフトやアップル、グーグル、アマゾンなどの世界的有名企業がハイデラバードにITの開発拠点を設けているなどし、IT産業の一大集積地となっているんです。そんなテランガーナ州はインドのスタートアップの波にも乗っています。インドは爆発的な人口増加に伴い、エンジニア数も爆発的に増えています。働き手が多くなりすぎた今、インドではスタートアップが流行りだったりするんです。そんな中、テランガーナ州はインドのスタートアップハブとしても注目を集めているようです。
インドストリートフード撮影のロケハン・インド撮影許可申請・撮影スタッフ手配・日本語通訳など実績多数！安心してご相談ください。
まとめ
今日は今成長中のテランガーナ州についてお話ししました。日本に限らず、世界中のIT系企業はグルガオンだけでなく、テランガーナ州もマークする必要があるようですね。これまで、インドの州紹介をかなり書いてきたのですが、毎度思うことはインドって広い！ってことですね。ただ広いだけでなく、インドって人間が住めないところが少ないように思います。日本にいた時、専攻の友達と「中国とかアメリカってすごいのに越したことはないけど、砂漠や気候とかの地理的要因で人間が住めないところが広いよね。」って話していたんですが、確かに、こう考えると、インドってどこにいっても人が住んでいるような、、。これがインドが混沌の国と言われる所以なのかな、と思いました。「みんな違ってみんないい」という言葉のように、インド中で全ての人がその土地に根ざした文化で住んでいるのだなと何か感慨深くなった稲垣でした。
日本語対応可能のインド人撮影コーディネーター、日本人取材コーディネーターがリサーチや取材など全てサポートします！お気軽に”日本語”でお問い合わせください。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
今日のヒンディー語
『バーシャー भाषा (bhasha)』＝言語
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【SNSでインドの最新情報を発信中！】
★Twitter
twitter.com/SaptamIndia
★instagram
instagram.com/saptam_international
★YouTube
@SAPTAMFILMPRODUCTIONSINDIA
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
