ナマステ!最近、毎朝マンゴーを食べて贅沢気分を味わっている日本人スタッフの吉永です!
先日、世界で最も競争の激しい試験の1つ「UPSC IES/ISS Exam 2022」の合格者が発表されました。
この試験はインド行政庁(IAS)インド外務省(IFS)インド警察庁(IPS)およびその他の公務員を選出するインドの公務員試験のこと。連邦公務委員会(UPSC)によって毎年実施されます。
インド行政庁(IAS)と呼ばれる職種は、毎年数十万人の応募者の中からわずか 180人前後しか選抜されないほど狭き門です。(合格率0.1%!)
そして、試験の日程は予備試験(5月)、本試験(9月)、面接(3月頃)と約1年かけて実施。
【公務員試験の教材】
弊社はインドでロケハン、取材撮影、アポ取得、リモート撮影のトータルコーディネートを致します。
なぜ、こんなに人気があるのでしょうか。
まず、受験資格は
・インド国民
・大学卒業者
・年齢制限は21 歳以上 30 歳未満
・受験回数は通算4回まで
とあり、言語、民族、カースト、宗教等による受験制限が存在しないため、経済的弱者にも平等にチャンスが与えられています。
そして合格すると
・IAS 職員の給与は高く、追加の医療手当やその他のアメニティもあり
・住居や政府車両の提供
・カーストの向上
このように、安定した収入と地位を与えられるためインドでIASになることは本人や親族にとっても偉大な功績であり、誇りとされています。
【教材を買いに来る学生たち】
どのような試験問題かというと例えば、
<一般常識>
Q.「プロゴルファーのビジェイ・シンの出身国は?」(A.フィジー)
<論文試験>
Q.「最近のSAARC首脳会議については、何の成果も生まなかったとの評価がある一方で、画期的な成果を挙げたとの評価もある。それぞれの評価について解説せよ。」
Q.「インド/パキスタン分割は不可避であったと考えるか。また、本問題に対するマハトマ・ガンディー、ネルーおよびマウラナ・アザドの立場について論ぜよ。」
歴史から一般常識まで幅広く、考察力と論理的思考力が試されます。
【予備校が集まるデリーのRajendra Place(ラジェンダラプレイス)】
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UPSCの試験を通して、日本と比べて安定した職業に就くことへのプレッシャーをとても感じました。やはり、カースト制度や近年の人口増加が影響しているのでしょうか。
今、私とシェアハウスしている子は、外交官になるのが夢で予備校に通いながら1日中勉強して頑張っています。その集中力と忍耐力は本当に尊敬しますし、自分が勉強してこなかったことが恥ずかしくなります…(笑)
その子を見習って私は英語とヒンディー語頑張ります!
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今日のヒンディー語
『パリークシャー परीक्षा』=試験
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