ヒマラヤ山脈の絶景がみられる所|ウッタラカンド州
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
インド北部に位置しており、ヒマラヤ山脈の一部を占める、ウッタラカンド州。
今回はそんなウッタラカンド州についてお話ししようと思います!
ウッタラカンド州とは
まずは、ウッタラカンド州の基本情報について触れていこうと思います。
- 人口:約1,009万人(2011)
- 面積:53,566㎢
- 人口密度:約188人/㎢(単純計算してみました笑)
- 州都:デハラドゥーン(Dehradun)
- 公用語:ヒンディー語、ガルワーリー語、カウマオニ語
- 知事:グルミット・シン (Gurmit Singh)
- 首相:プシュカル・シン・ダミ (Pushkar Singh Dhami)
人口密度は単純計算で出していますが、ウッタラカンド州は山がちなので、体感人口密度としてはもう少し高いのではと思います。
地理的特徴
ウッタラカンド州には地理的特徴がいくつかあります。
- ヒマラヤ山脈:州の大部分がヒマラヤ山脈にあり、標高の高い山々や谷が広がっています。州内には多くの山岳地帯や標高の高い場所があり、特に登山やトレッキングが盛んな地域です。
- 川:ガンジス川やヤムナー川などが流れ、「聖なる川」として信仰される川の源流地としても有名です。川の流れに沿って美しい谷や渓谷が広がり、観光名所となっています。
- 2つの地域:ウッタラカンド州は主に2つの地域に分けられます。
- ガルワール地域(西部):山岳地帯が広がり、険しい地形が特徴。トレッキングや冒険活動に適しています。
- カウマウニ地域(東部):比較的平坦で、農業が盛んな地域です。
- 気候:高地は冷涼で雪が降ることがあり、冬は寒くなります。低地部分は温暖な気候が特徴で、過ごしやすいです。
ウッタラカンド州は自然が豊かで、山と川が特徴的な地域です。東部と西部で地形や気候がかなり異なります。
歴史
ウッタラカンド州は、元々ウッタル・プラデーシュ州の一部でしたが、2000年に分割されて独立した州として設立されました。歴史的には、ウッタラカンド州はヒンドゥー教の神話や伝説に深く関わっており、特に「ガンジス川」や「ヤムナー川」の源流が存在するため、神聖な場所とされています。
文化と宗教
ウッタラカンド州は主にヒンドゥー教が信仰されている州で、特に山岳地帯にある多くの寺院や巡礼地が信仰の中心となっています。これらの聖地には、毎年数多くの巡礼者が訪れます。また、ウッタラカンド州には独特の文化や言語があります。地元の言語はガルワーリー語やカウマウニ語(Garhwali、Kumaoni)が使われていますが、ヒンディー語が広く通じます。
自然と観光地
- ヒマラヤ山脈:ウッタラカンド州は、ヒマラヤの一部を占めており、多くの登山者や冒険家が訪れます。最高峰は「ナンダ・デヴィ山(7,816メートル)」です。
- ガンジス川:ウッタラカンド州はガンジス川の源流がある場所としても知られ、特にゴームク(Gaumukh)で源流を見ることができます。
- 寺院:ウッタラカンド州はヒンドゥー教徒にとって聖地であり、特に有名なのが四大神殿(チャール・ダーム)の一つであるバドリナート寺院(Badrinath)です。また、ケーダルナート寺院(Kedarnath)やヤムノトリ寺院(Yamunotri)なども神聖な場所として信仰されています。
- ナイニタール:ウッタラカンド州の有名な観光地で、湖を中心にした美しい風景が楽しめます。リゾート地として人気があります。
- ハリドワール:聖なる川、ガンジス川のほとりに位置し、毎晩行われる「アールティ」の儀式が有名です。
まとめ
前回紹介したアルナーチャル・プラデーシュもヒマラヤ山脈の一部でしたが、今回紹介したウッタラカンド州は異なる特徴を持った州です。ガンジス川やヤムナー川があり、ヒンドゥー教の聖地でもあります。
インド・ヨガの聖地もリシケシが位置するのも、ウッタラカンド州なんです。私はこのリシケシにとっても行ってみたいなぁと思っています。
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今日のヒンディー語
『ナディー नदी (nadee)』=川
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