インド・ヒンドゥー教の聖地|バラナシ
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
インドといえばガンジス川ですよね。今回は毎日多くの信仰者がガンジス川で沐浴するために訪れる、バラナシについてお話ししようと思います!
バラナシとは
バラナシ(Varanasi)は、インド北部のウッタル・プラデーシュ州に位置する、ヒンドゥー教の聖地として非常に有名な都市です。ガンジス川(現地ではガンガと言われています)のほとりに広がるこの都市は、ヒンドゥー教徒にとって非常に重要な巡礼地であり、聖なる都市として知られています。
宗教的な重要性
バラナシは、ヒンドゥー教徒にとって「シヴァの都市」として崇拝されており、神シヴァが住む場所として知られています。バラナシでガンジス川を浴びることは、罪の洗浄や霊的な解放をもたらすと信じられています。多くの信者が、ここで生死に関わる儀式を行うために訪れます。
バラナシでは、人生の終焉を迎えるために、火葬が行われる場所でもあります。ヒンドゥー教徒は、死後、ガンジス川のほとりで火葬を行うことができれば、モークシャ(解放)を得て、輪廻から解脱できると信じています。
沐浴
バラナシのガンジス川は、ヒンドゥー教にとって非常に神聖な川で、毎日数千人が川で沐浴します。この川の水は、悪いカルマ(行い)を浄化すると信じられており、特に朝の沐浴は多くの信者によって行われます。ちなみに、私は朝五時半にガンジス川のボートに乗ったのですが、すでに沐浴をしている方がいました。ボートのおっちゃんに聞くと、朝五時ぐらいから沐浴する人が現れるのだそう。
アールティ
ヒンドゥー教の聖地、バラナシでは毎日18時ぐらいからアールティが始まります。アールティはバラモンの人によって行われる、ヒンドゥー教の重要な儀式です。詳しく知りたい方はこちらのブログを見てみてください✨↓
https://bangaloremedia.jp/blog/Aarti.html
ガート
バラナシには、ガート(ghats)と呼ばれる階段状の岸辺が無数にあります。実はガートはボートの乗り場を表すものでも、沐浴する場自体を表すものでもなく、階段のことを言うんです。つまり、84のガートがあると言うのは、84の階段があると言うことです。これらのガートは、ガンジス川に向かって下り、沐浴や儀式が行われる場所になっています。特に有名なのはダシャシュワメード・ガートで、ここでは毎晩壮大な火の儀式(アールティ)が行われ、訪れる人々に感動を与えます。
また、マニカル・ガートは最大の火葬場であり、毎日多くの方がここで灰となっています。
まとめ
バラナシについてお話ししてきましたが、どうでしたか?インドに行くと価値観が変わるとよく言われますが、ここバラナシは、生と死が入り混じった、特別なパワーを持った場所です。また、何千年にもわたる歴史や、宗教的な背景を知ることで、バラナシの魅力をより一層感じることができるでしょう。
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今日のヒンディー語
『チョウラーシー चौरासी (chauraasee)』=84
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